4月23日(金曜日)  「”あしがらさん”の飯田監督登場!」


     前回の日記に書いた 映画「あしがらさん」の飯田基晴監督が、
     4/30 番組に出演して下さることになりました!


         


     より多くの人に この映画を知って欲しい!という気持ち&
     監督への興味から、ぜひお話を伺ってみたい、と思い、
     番組に出演していただくことに・・!!
     今日、インタビュー収録をさせて頂きました!

     なぜ、この映画を撮ろうと思われたのか・・などなど、
     色んなことを聞かせて頂きましたよ!

     放送は、
      
4/30 金曜日 AM5時〜6時 
      JFN
      (TOKYO-FMをはじめ、一部地域を除く全国JFN系列局)
       「Good morning! That's Wakeman Show」


     飯田監督、ラジオ初出演だそうです!
     ぜひぜひ聴いてください。


         


     「あしがらさん」公式HP
             http://www5f.biglobe.ne.jp/~ashigara/







     
     
4月18日(日曜日)       「あしがらさん」


     下高井戸シネマにて、
     映画 「あしがらさん」 を観てきました。

     この映画は、監督である飯田基晴さんが、
     20年以上も路上生活をしてきた”あしがらさん”に
     ボランティアを通じて出会ったことをきっかけに、
     カメラを回し、撮り続けた3年間の記録です。

     ストーリーは、”あしがらさん”が、ゴミ袋の中から食糧を
     拾って食べているシーンに始まります。

     ホームレスの中でも、かなり厳しい状況にあり、
     他人に心を見せず、決して誰も信用しない”あしがらさん”。
     しかし、撮影が進むにつれ、
     徐々に心を開き始め、取材者である飯田さんに信頼を
     寄せるようになっていきます。
     そして、いつしか笑顔まで見せるようになり・・・。

     厳しい路上生活の現状、
     人と人の関係性、
     現代社会の現実。

     この映画には、「あるホームレスの今」というものだけで
     はない様々なスパイスが散りばめられていて・・
     重いけど決して重すぎない、
     笑いあり、涙ありのあっという間の73分でした☆

     今日は、舞台挨拶もあり、監督のお話も聞けたのですが、
     飯田監督は、
     「もちろん多くの人に観てもらいたいけど、
     特に10代の若い子に見てほしい」とおっしゃっていました。

     私も、この作品、ホームレス問題に関心のある人にも、
     ない人にも是非観てほしい、と思いました。
     まだ、都内の一部の劇場でしか観る事ができないみたい
     なのですが、今後、日本中に広がっていってほしいなぁ・・。
     ご覧になっていない方は、是非!
     オススメです。


         







     4月14日(水曜日)      「若者ホームレス」


     雨が降り、とても寒い一日でした。
     今日は、元ホームレスの進藤さん(28才)にお会いし、
     ホームレスになった理由、そして、
     今に至るまでのお話をじっくり聞かせて頂きました。

     私が最初に進藤さんに会ったのは、去年の秋。
     なぜ?こんなに若いのに・・!
     と、かなりびっくりしたのを覚えています。

     最近、進藤さん以外にも、若者ホームレスの方に
     出会うようになりました。
     今日、話を聞いて改めて気付いたのは、
     「若者ホームレス」に限らず、
     ホームレスの人に共通して言えることは、
     皆、困ったときに、
     ”頼る人がいない、もしくは、頼ることができない”
     ということなのだなぁ、ということ。

     若いほうが、親など、頼る人のいる確率が高い、
     というだけのことで、若くても、
     頼ることができる相手がいなければ、
     ちょっとした歯車の食い違いから、誰でも
     ホームレスになる可能性はあるのかもしれません。

     家族関係、人間関係の希薄さ。
     これも、現代ホームレスの特徴なのだと、
     改めて実感させられました。

       
     <予告>第4回インタビューのゲストは、進藤さんです。








     4月9日(金曜日)         「寄り合い」



     代々木公園にて :

     東京都の打ち出した対策
     (地域生活移行支援事業/低家賃アパート)に関する
     ホームレス当事者による寄り合いが行われました。

     集まった当事者は30人。
     ”今後の自分たちについて 意見交換をしながら話し合う”
     というものだったのですが、なかなか前に進みません。

     というのも、対策の具体的内容が明らかになっていない
     状況の中で、なにをどう話し合えばよいのか?
     皆、そこが分からないのです。

     もし こうだとして・・とか、
     もし こうじゃなかったら・・などと 仮定話をするしかない。

     4月に入ったというのに、当事者自身が、”まだ
     ほとんど何も分からない”というのが現状のようです。






     
     
4月8日(木曜日) 「ホームレス調査結果(福祉局発表)」


     都福祉局は7日、
     都内で生活する路上生活者数(2月時点)の調査結果を
     発表した。
     全体数は5524人で、うち女性が173人。
     全体数は前年同期の5545人からわずかに減ったが、
     新宿区が前年同期に比べ、210人増えていた。
     2月初旬、公園や駅舎などの施設管理者が目視で確認
     する方法で調査した。

     それによると、区部は5365人で、
     多かったのは
     (1)新宿区982人(昨年同期772人)
     (2)台東区968人(同1103人)
     (3)墨田区848人(同981人)
     (4)渋谷区574人(同553人)
     (5)中央区198人(同168人)の順。

     少なかったのは
     (1)目黒区14人(同22人)
     (2)杉並区42人(同39人)
     (3)品川区47人(同27人)
     (4)中野区56人(同70人)
     (5)荒川区58人(同100人)。
     多摩地区では、最も多い府中市の17人をはじめ計159人で、
     昨年同期に比べ53人少なかった。

     施設別では
     新宿区の中央公園が昨年の214人から316人に増えた一方で、
     台東区の上野公園が564人から449人に大幅に減っていた。

     都は区部については95年から調査しているが、
     00年の5521人をピークに横ばいの状態が続いている。

     都福祉局は
     「00年から始めた就労支援事業で1748人が
     自立したことや、生活保護の適用が増加を食い止めている」
     とみている。(毎日新聞)







     
     4月7日(水曜日)       「アルミ缶収集」


     代々木公園に行ってきました。
     桜は、もう葉桜状態。
     とても暖かい一日でした。

     さて、今日は、公園に住むホームレスの方の
     代表的な仕事の一つ、
     「アルミ缶の収集」についてお伝えします。

     ご存知の方も多いかと思いますが、
     多くのホームレスの方がこの仕事をしています。

     私が定期的に通っている代々木公園でも、
     テントのそばを歩いていると、
     アルミ缶を金槌で潰す音が聞こえてきたり、
     沢山の空き缶で詰まった袋が、
     あちらこちらに置いてあったりします。

     アルミ缶は、1キロ85円で引き取ってもらえるのですが、
     大きなゴミ袋に、潰した状態の缶をいっぱいいっぱい
     入れて、およそ3キロになるそうです。
     つまり、一袋がいっぱいの状態で255円・・。

     縄張り争いもあったりするようで、
     アルミ缶を集めるのも一苦労。
     集めた後は、ひたすら足で踏んだり、金槌で叩き、
     より多く袋に入れられるよう 潰すのです。


        


     今月1日から、横浜市は、”資源となるごみ”について、
     「集積場所からのごみの持ち去りを禁止」しています。
     アルミ缶の収集も、ますます大変になっていきそうです。







     
     4月4日(日曜日)       「感謝の気持ち」



       



     桜も満開。 春ですね。
     ”はじめまして”の方も多いと思いますので、
     改めて ご挨拶をさせて頂きたいと思います。

     4月に入り、このHPへのアクセス数が激増!!
     そして、全国から沢山のメールを頂いています。
     感想など、温かいメッセージの数々に感激です。

     この場を借りて、お礼を言わせてください。
     本当にありがとうございます。

     頂いたメールは、全て読ませて頂いていますので、
     これからも、色んなご意見 聞かせてください。
     どうぞよろしくお願いします。




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