　　　　　7月30日（金曜日）　　「今日の放送　/　松島トモ子さん」

　　　　　今日の放送（松島トモ子さんへのインタビューの模様）
　　　　　聞いて頂けましたでしょうか？

　　　　　　　　　　

　　　　　色々とお話を聞かせて頂きましたが、
　　　　　私の中で印象に残ったのは、松島さんの「声」でした。

　　　　　「ホームレスの人たちに仕事があれば・・」と熱心に
　　　　　話して下さいましたが、松島さんの声に、
　　　　　松島さんの気持ちを感じたように思います。

　　　　　人が何かを語るとき、声は正直だなぁ、と思います。
　　　　　それは大きいとか小さいとかではなく、
　　　　　なぜだか伝わってくるものですね。
　　　　　お会いできて、本当によかったです。

　　　＜写真：左から JFNパーソナリティ・井門さん/松島さん/私＞

　　　　　7月23日（金曜日）　「7/30 松島トモ子さんご出演！」

　　　　　「ホームレスさんこんにちは」という本の著者である
　　　　　女優の松島トモ子さんが、来週の金曜日（7/30）
　　　　　番組に出演して下さることになりました。

　　　　　JFN
　　　　　（TOKYO-FMをはじめ、一部地域を除く全国JFN系列局）
　　　　　「Good morning! That's Wakeman Show」
　　　　　7/30（金曜日）　am5:00～6:00

　　　　　6月の日記でも少し紹介させて頂きましたが、
　　　　　この本はとても読みやすく、
　　　　　"興味はあるけど難しい本を読むのはちょっと・・"
　　　　　という方には特にオススメしたい本です。

　　　　　ホームレスの方と話したことがなかった松島さんが
　　　　　1人、2人・・とホームレスの方とお話されるにつれ、
　　　　　だんだん理解を深めていかれる様子がよく分かり、
　　　　　読む側が松島さんのご経験とともに成長できるような、
　　　　　そんな本ではないかと思います。

　　　　　そんな本を書かれた松島さんの声を
　　　　　ぜひ番組でお聞き下さい☆
　　　　　きっと素敵なお話が伺えることと思います。

　　　　　7月16日（金曜日）　　　　　「支援者のパトロール」

　　　　　日本の夏ってこんなにも暑かったでしょうか？
　　　　　歩いているだけで汗がじんわり・・
　　　　　少し立ち止まったりすると、ポタポタ・・

　　　　　もうダメ・・　何度もそう思いながらも、我に返り、
　　　　　自分を奮い立たせながらひたすら歩きました。

　　　　　年齢とともに体力も低下しているのでしょうが、
　　　　　仕事で炎天下の中、何時間も走り回っていた頃
　　　　　よりもうんと大変！
　　　　　本当にもうヘトヘトです。

　　　　　そんな中、毎週毎週公園や街のパトロールを
　　　　　一生懸命されている方々がいます。

　　　　　「体は大丈夫ですか？どこか悪いところは？」
　　　　　「困ったら福祉に行くといいですよ」
　　　　　などと、声をかけながら歩く支援者と当事者
　　　　　（ホームレス）の人たちです。

　　　　　一つ一つのテントを回って、ひたすら声をかける
　　　　　（留守の所にはチラシを置いて回る）・・
　　　　　支援者の活動の中でもとても重要な行動です。

　　　　　一緒について歩かせて頂いている中で、
　　　　　こんなに辛いのは体力のない私だけ？
　　　　　なんて思ったりもしたのですが・・
　　　　　決してそうではなかったみたいです。

　　　　　「村上さん、ちょっと待ってね。少し休むよ。」
　　　　　ご一緒させて頂いた方も、
　　　　　汗を拭いながら中腰姿で立ち止まり、
　　　　　何度か休まれていました。

　　　　　暑い日は、テントの外で過ごされている方が多いため、
　　　　　テントの外に出ている方とばかりお話しましたが、
　　　　　あるおじいさんは、
　　　　　「暑いのは寒いより全然いいよ！
　　　　　でも、テントの中は蒸し風呂サウナ状態だから
　　　　　日中はいられないよー」とおっしゃっていました。

　　　　　「どこか悪いところないですか？大丈夫ですか？」
　　　　　という問いかけには、
　　　　　「え？頭が悪いから何とかしてよー」とか、
　　　　　「大丈夫大丈夫！大丈夫じゃない、と思っても
　　　　　案外大丈夫なもんだから」などと笑顔で答えてくれ、
　　　　　逆にこちらが元気づけられてしまいました。

　　　　　今日は、特に変わったことはありませんでしたが、
　　　　　特に寒い時や、暑い時は要注意です。

　　　　　正直、中には、
　　　　　放っておいてほしい、声をかけないでほしい、
　　　　　という人もいらっしゃいますが、
　　　　　何もなくても話しかけられるだけで元気が出る、
　　　　　という人も沢山いらっしゃるようで・・
　　　　　支援者の役割はやっぱり大きいなぁと思います。

　　　　　　　　　　　

　　　　　
　　　　　7月10日（土曜日）　　　　「Y.A. さんのインタビュー」

　　　　　晴れていたと思ったら、夕方から雨が降ってきて・・
　　　　　蒸し暑く、どんよりとしたお天気でした。

　　　　　そんな中、
　　　　　今日は、Y.A. さん（34才）のインタビューをさせて
　　　　　いただききました。

　　　　　以前から面識もあり、話をしたこともあるのですが、
　　　　　過去の話についてお聞きするのは今回が初めて。

　　　　　私が初めてお会いしたとき、路上生活者だった
　　　　　Y.A.さんは、去年、路上から脱出し、
　　　　　少しずつ前に進んでいらっしゃいます。　

　　　　　20才～33才まで13年間路上で生活をされ、
　　　　　去年からは、生活保護を受けられるように・・。
　　　　　現在は、宿泊所で寝泊りされています。

　　　　　インタビューの第6回ゲストとして掲載予定です。
　　　　　しばし、お待ちください。

　　　　　　　　　　　

　　　　　7月2日（金曜日）　　　　　　　　「洗濯日和」

　　　　　　　　　　

　　　　　梅雨とは思えないお天気が続いていますね。
　　　　　そんなお天気のおかげか、
　　　　　今日の代々木公園は、洗濯物でいっぱい。

　　　　　ちょうど知り合いの方が、コインランドリーに
　　　　　行く、というので、同行させてもらいました。

　　　　　洗濯代は1回350円。
　　　　　どうせ350円かかるなら他の仲間の分も一緒に・・
　　　　　と、洗濯機がいっぱいになるまで入れてお洗濯。
　　　　　かなりの量になっていました。

　　　　　大量の洗濯物を持って公園に戻ると、
　　　　　今度は、干す作業。

　　　　　「今日は、雨も降らなさそうだしすぐ乾くよ！」
　　　　　とご機嫌な様子。
　　　　　「350円って高いよね。2日に1回は洗うんだから、
　　　　　大変だよ！」と話してくれました。
　　　　　夏は汗をかくので、しょっ中洗濯するそうです。

　　　　　思えば、公園に通い始めて間もない頃は、
　　　　　干されている洗濯物を見て、とても驚きました。
　　　　　”ホームレスの人が、こんなに洗濯をするなんて
　　　　　意外だなぁ”　　
　　　　　そんな風に思っていた当時の自分を
　　　　　少しばかり懐かしく思いました。